ドローン飛ばしてみました。
こんにちは。
久々にドローンで写真測量をしてみました。

DJI INSPIRE2です。
久しぶりで操作方法思い出すのに苦戦。

けっこうな音を立てて飛びます。
ドローン飛ばせば測量終わり、って言われることがありますが、
実際はトータルステーションなどによる補測が必要です。
(最近はレーザスキャナ搭載のドローンも普及してきてはいますが、
やはりこれも補測が必要になります。)
なぜかというと…やはり草木があると難しいんですね。

これは写真測量の点群データなのですが、朱線のとおり断面を
切ってみると草のある所や影は地表面が全く判らない。
草の上に断面線があります。

別の場所で、当社所有の地上レーザスキャナで取ったデータ。
そこそこ地形にあってます。もう少し点を選べば
もっと近くなります。
レーザスキャナはラストパルス(草木の隙間を通った
レーザ光のこと)を拾ってくるので、
何とかなるときもありますが、やはり厳しい。
まぁ、先に伐採しておけばいいんですけどね。
しかし、今の季節に伐採は、
空調服着ていても身の危険を感じます…
あと、余談ですが、写真測量は港のような
フラットな場所に弱いです。
障害物がなく写真測量に理想のように思われますが、
高さが全然合わないことがありました。
変化が少ない土地が、写真測量は意外と苦手のようです。
もっと良いものを提供できるよう、
トライアンドエラーを繰り返しつつ、
こうした新技術へ積極的にチャレンジしていきます。